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菌床・「Grand-Gt」

レッドブルーの解説

基 本
スペック
容量:約3500cc
オガ:北海道産ブナ生オガ100%
   ※オガの選定理由:「ひとり言」より抜粋
菌種:オオヒラタケ系
水分量:仕込み時50%
添加剤:フスマ+各種成分=約5%
特徴:補助添加剤付き
※添加剤に関しては企業秘密につき詳しくは申し上げられません。
解 説 菌種はグランディス等の飼育に幅広く使用されているオオヒラタケ系。オガは北海道産ブナ100%の生オガを使用しています。もちろん原木を挽いて製造しています。

現在国内産ブナ100%の菌床は、原木の供給が年々減少している為、希少な存在となってきています。また、近年は価格も高騰してきています。自然が豊かな北海道ならではと言っても良いブナ材100%の使用品です。

【オガに関して】
ブナ材は俗に言うアク(タンニン等)が少ないため、幼虫飼育には最も安全性が高いと思います。反面、菌床の日持ちが良くない(アクが少ない為、菌による不朽が早く進みやすい)といった欠点もあるように思います。

ただし、菌床の日持ちは菌種とオガ(材種)だけで判断できるものではなく、オガの粒形や鮮度、添加剤の種類と量、水分量、詰め方、飼育環境等に左右される場合が強い傾向にあります。

Grand-Gt 菌床の特徴】
最大の特徴は補助添加剤付きの菌床であると言うことです。菌床を製造する際に使用される、一次発菌時の基本添加剤(フスマ等)は、ほとんどが菌糸を回す為に使われてしまいます。

菌床ブロックを崩し、補助添加剤を加えずにビン詰めすると日持ちは一番良いのですが、幼虫の成長に関しては必ずしも良いとは言えません。

幼虫の成長や大きさは、その個体が持つ血の資質や素質に大きく左右されていますが、同じ系統群の幼虫達を、添加剤の入っている菌床と入っていない菌床とで飼育すると、羽化個体群の体長の平均値に差が出ることは確かです。また、成長速度も違ってきます。

これらのことから、必然的に添加剤の持つ役割は重要であると考えます。

補助添加剤を付け加えることにより、幼虫飼育の各段階において、成長と日持ちの兼ね合いを調節できる点に主眼を置いた菌床。Grand-Gtはこのような理念を元に作られています。

備 考 ※自然界でのキノコの発生時期は主に春と秋ですが、人工的な環境下でもこの傾向があります。室内においても同様で、室温の変動や気圧の変化により、菌床からキノコが発生しやすくなります。

※キノコが発生した場合は取り除いてください。温度変化が起きやすくなる春と秋に、室温が18〜20℃が数日続くとキノコは発生しやすくなります。

ライン

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