Garda95.5について
2024年BE-KUWA飼育レコード 96.5mm【Garda96.5】を種親とする直仔個体です。
2024年12月下旬に初齢割出、2026年5月上旬羽化、実に1年6カ月程を要した個体となります。
2026年6月2日の「ひとり言」へも記したとおり、これだけ長い幼虫期間だったため、羽化不全の心配が付きまといました。ですが、何とか無事に羽化し95mmを超えを果たすことができました。
インド産の95mmオーバーとしては、2015年BE-KUWA飼育ギネス(現レコード)の95.0mm、2019年のBE-KUWA72号へ執筆した記事内に掲載された95.0mm、2023年に公開した95.6mm、2024年に公開した95.3mm、そして2026年の本個体が5頭目の95mmオーバーとなります。
注)2024年BE-KUWA飼育レコードの96.5mmは除く。
飼育方法は、本個体もGrand-Grow菌糸カップ(オオヒラタケ)を1本目に使用し、2本目以降はGrand-Master(特殊ヒラタケ)を使用する菌種変更リレー飼育から誕生しています。
ちなみに、全ての95mmオーバー個体がこの菌種変更リレー飼育によりGrand-Masterから出現しています。
Grand-Master菌糸ビンは製造する際に特製の添加剤を加えています。この特製添加剤はベストな調合となるよう試行錯誤を繰り返し、長い年月をかけ改良を重ねながら今に至ります。
菌種変更リレー飼育方法から誕生した他に類を見ない突出した個体実績は、特製添加剤を用いたGrand-Masterと言う菌糸の存在も不可欠であると考えています。
尚、本飼育方法へ至るまでの経緯につきましては以下をご覧ください。

今回誕生した個体の特徴的なところを記しますが、それは幼虫時の最大体重が60gを超えていないことです。ピーク時の体重が59.8g、羽化ビンとなる2000ccへの交換時は54.0gでした。
これは2024年に公開した95.3mmの飼育経過に似ているところがあります。現在目指している飼育は幼虫体重を抑えつつ超大型個体を羽化させることですが、たとえ月日が掛かろうとも、このことを理想とし血の交配を行っています。
最上を目指すための飼育理念、その意味合いからも理想的な一頭が、2024年BE-KUWA飼育レコードのGarda96.5血統から出現したことは好ましく思っています。
また、Garda血統が持つ秘めた潜在能力を開花させることが出来れば、空前絶後の無双個体も夢では無いとも考えています。
グランディスの超大型個体飼育は一筋縄ではいきませんが、難関であるが故にそこが楽しく面白く、深遠な謎を手探りで追い求める、Garda血統の飼育にはそんな醍醐味があります。
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